こんにちは、
しおりです。
「価値観」
自分らしさを追求するうえで
切り離すことのできないテーマです。
相手の価値観が
その人らしさを構成しており、
生活リズムや習慣、
人付き合いや発言など、
全ての思考や行動は
自分の価値観に沿っています。
無意識としたそれは
相手に「個」の存在として
そのまま伝わります。

「価値観のズレ」
よく聞く言葉ですが、
価値観の全く同じ人はいません。
それなのに、
価値観のズレを理由として
相手へ苦手意識を向ける。
よく考えたら
おかしいと思いませんか?
苦手な人に価値観を合わせたら
苦手意識を克服出来るのでしょうか。
それは少し違います。
なぜなら、
誰とでも上手く付き合える人にも
価値観の合わない人はいるから。

価値観が合わなくても
上手く付き合う方法はあるのです。
では、
苦手なタイプにも対応できる人との違いは
何なのでしょう。
その疑問を解き明かすため、
まずは価値観について解説します。
シュワルツの価値理論
社会心理学者シャローム・シュワルツは
人間の基本的な価値観を
以下の10種類に分類しており、
これをシュワルツの価値理論と言います。
- 権力(Power)
- 達成(Achievement)
- 快楽主義(Hedonism)
- 刺激(Stimulation)
- 自己決定(Self-direction)
- 普遍主義(Universalism)
- 博愛(Benevolence)
- 伝統(Tradition)
- 調和(Conformity)
- 安全(Security)
各項目の特徴を見ていきましょう。

権力者(Power)
人を統括し、富や権力などを求める。
リーダーシップが生む、他者や社会へ及ぼす影響力を重視。
達成(Achievement)
他者からの評価や社会的地位、達成感を求める。
大きな成功、他者から認められる実績を重視。
快楽主義(Hedonism)
喜びや快楽、充実した生活を求める。
自身で感じる楽しみや幸福、自分を大切に思う自己愛を重視。
刺激(Stimulation)
変化や新たな経験、冒険を求める。
普遍性や維持よりも、変化のある生活や体験などの新鮮さを重視。
自己決定(Self-direction)
創造的な自己表現や独自の思考に基づく行動を求める。
自身の考えで意思決定し、自由なアイデアや独自性を重視。
普遍主義(Universalism)
人や自然に対する繁栄や平等を求める。
人権や環境に対する気遣いや配慮を重視。
博愛(Benevolence)
他者への思いやりや相手の幸福を求める。
身近な人を助け、悦んでほしいという献身的な愛情を重視。
伝統(Tradition)
伝統的な文化や宗教、習慣の信仰と継承を求める。
古くから伝わる文化や教訓の遵守を重視。
調和(Conformity)
他者の期待に応えるような礼儀正しさや規範的な行動を求める。
周囲との対立を避け、自らをコントロールする協調性を重視。
安全(Security)
個人や社会全体の安心や安定を求める。
リスクを回避し、落ち着いた生活を送れる安寧を重視。
これらの項目だけでも
刺激タイプと安全タイプというように、
どのタイプにも
真逆の価値観を持つ人は存在する
ことが分かります。

また、
この価値理論を応用した
価値観調査は世界で複数あり、
中には上記10項目を
さらに細分化して56項目とした調査も。
それでも
人間をを56種類とみなすことは出来ず、
同じタイプでも
価値観を一般化することは浅薄です。
どれだけ価値観が近い人にも
違いはあります。
価値観を変化させる要因
こうした診断は
自分らしさを求めるうえで
有用です。
しかし、
価値観は変化するもの。
幼少期に苦手だったものを
大人になって克服していたり、
寧ろそれが
今の自分の基盤となっていることも
少なくありません。
価値観の変化は
他者理解においてとても重要です。
なぜなら、
過去の自分が経験した価値観は
相手の心情を汲み取るヒントになるから。

それはつまり、
価値観の変化を起こした人、
または
変化を起こそうとした人は
良好な人間関係を築くうえで有利
だということ。
では、
価値観を変化させる要因は何か。
大きく4つに分類して
ご紹介します。
環境要因
生きる世界の狭い幼少期にとって、
家庭環境や教育は
価値観形成に大きく影響します。
そして、
この時期に形成された価値観が
独自のものだということには
世界が広がらないと
気づきません。

社会人になると
直接的な師弟関係として
教育を受けることが
減っていきます。
しかし、
帰属する社会や文化が
異なるだけで
幼少期の価値観が
万人に通用するわけではないことに
気づくはず。
社会人だからこそ出来る、
新たな環境に
足を踏み入れることは
大きな学びになります。
経験的要因
新たな経験や
人との出会いは
価値観を見直す
きっかけになります。
成功も失敗も、
相性の合う人も合わない人も、
すべて自分の経験として
積み重なっていきます。
だから、
経験においては
最終的な結果でなく、
過程がとても重要です。

自分の専門を極めれば、
基準が変わる。
専門外に手を出せば
新たな視点がつかめる。
貪欲に
自己成長を求めることで
想像を超えた学びが
あるかもしれません。
個人的要因
個性やホルモン、
心理状態も
価値観に影響します。
妊娠や出産、更年期など
ホルモンバランスが大きく変化する時期は
心理や行動にも大きな変動があると
されています。
例えば、
親になると
オキシトシンの影響で
他者への愛情を重視する傾向があり、
子どもを主体とした価値観に
なる可能性が高まります。
発達段階におけるホルモンは
コントロール出来ませんが、
食事や睡眠、運動などの
生活リズムでは
変化させることが出来ます。
目的としたホルモンに合わせて
日々の生活を見直してみましょう。

内的要因
インプットされた情報や知識を
鵜呑みにするのではなく、
疑問を持ったり
思考を深めることで
価値観は変化します。
外部との接触ばかりでは
自分の感情や考えが
埋もれてしまうこともあります。
ときには自分自身と向き合い、
現在の価値観について
言語化してみると
他の価値観との違いについて
理解が深まり、
自分のなかで根拠のある価値観が
形成されていきます。

問題はズレではなく理解不足
大前提として
価値観にズレがあるのは
当然のこと。
大事なのは
ズレを修正するのではなく
自分と異なる価値観への理解です。
さまざまな人に出会い、
多くの経験を積むこと。
新たな視点や思考に触れれば
見える世界が変わるかもしれない。
自分の価値観が変われば、
過去の自分と重ねて
相手に共感できます。
たとえ変わらなくても、
異なる価値観に対する理解や
「相手は相手、自分は自分」
という個の尊重に繋がります。
相手への理解不足は
我の押し付けや配慮の欠如、責任転嫁
などを引き起こします。
価値観のズレに触れて
多様な価値観に対する
自分なりの理解を深めていきましょう。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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